「天璋院篤姫」宮尾登美子
やっと読みました。
来年の大河の原作です。
天璋院というと、和宮との嫁姑カンケイが有名ですな。
下巻では、ふたりの関係が中心になってきます。
大奥でのお話が中心になってくるので、
いくら主人公が聡明な女性で大奥のボス(笑)でも、
どうしても表の政治に関与できる範囲は限られていて。
そういうわけで、「どうしようもない」事がおおかったりして
普通に英雄が活躍する、幕末モノとはまた違った感じの
お話です。
大奥でのお話なので、どうしても情報量が限られてるし
行動も限られてるしで、「舞台」の範囲が狭い感じです。
(お姫様は外に出歩いたりしないから、引越しが多いとはいえ
舞台はずーっとお城とかお屋敷の中だもん)
バリバリに「政略の道具」として嫁いできた篤姫ですが、
そんな中、精一杯がんばって、実家の意向に背いたりとか
(一橋がキライなあたりは面白いと思いました)
和宮と篤姫、ともに実家側が徳川の敵になってしまって
そんな中、手紙を書いて使者を送り、交渉しようとするあたりとか
女性で、できることが限られた中で頑張ってる姿は素敵です。
和宮側から嫁イビリの人みたいに描かれる事が多い人ですが
精いっぱい独りで頑張ってる、賢い女性ってふうに描かれている
この小説の視点も新鮮で面白かったです。
来年の大河は、ドラマなので全然違ったお話になるでしょうが
どんな感じになるのか楽しみですv




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